DIARY / LOG

雑記ログ 2012年12月分

2012.12.31.

Title: ○   Category: 日常








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何故、年越し丘のBGMはエウレルなんだ。まるで時間が止まってそうじゃないかい?
8:26 PM Dec 31st Janetterから

2012.12.30.

Title: ○   Category: 日常








[Twitter]
「ほら、ウサギ!可愛いよ、ほら。ウサギだよ!」「………」「あれっ?何、ウサギ嫌い?」「……昔、たくさん殺したから」「へ?…あ、…ああー!食べたの?食べたいの?駄目だよー、この子は動物園のだから、食べちゃ」
8:16 AM Dec 30th ShootingStarから
休病センターって普段は1日分しかくすり出さないのだが、さすがに年末はもう少し出してくれるのかね?どうなんだろ?
8:23 AM Dec 30th ShootingStarから

2012.12.29.

Title: ○   Category: 日常









物がよく見えない季節だな、とアンクは思った。雨や雪が降っていなくても、どんよりと垂れ込めた灰色の雲のせいで、空が低く見えるほどだ。
まるで天井の低い部屋に押し込められてでもいるかのような圧迫感。
そのうえこの国は寒かった。グリードは感覚が鈍いのでそうでもないが、道行く民は皆、衣服の前を掻き合わせ、足早に通りを抜ける。
この時代にガラスの填まった窓というものはなく、あるとしても相当に権威ある教会のステンドグラスぐらいのものだ。木製の窓を閉めてしまえば室内は暗く、いよいよ気が滅入る。まるで冬眠の窟だ。
視界が狭められている気がする。鬱々とした冬の空気に瞼が下がる。イライラした。
バサ、と巨大な翼を広げ、アンクはせめて空を行こうとした。
途端、比較的近くを歩いていた人間が、短い悲鳴を上げて後ずさった。わずかに遅れて、恐怖にひきつった金切り声が迸り、そこから、辺り一帯は恐慌状態に陥った。
無論、アンクとて陽も沈まぬうちから町を歩いていた時点で衆目を集めていたのは知っていたが、王都では、グリードやキメラのような異形が通りを歩いているだけで、悲鳴を上げられることはない。遠巻きに窺ってくる視線が鬱陶しい程度だ。
アンクにしてみれば威嚇でも何でもない、ただ飛ぼうとしただけの動作だが、翼を広げたのが何かのきっかけになったものらしい。行き交う人々が散り散りになって逃げ惑う。
舌打ちして、空へ舞い上がる。最初から飛んでいればよかったのだ。

物がよく見えない季節だな、とアンクは思った。雨や雪が降っていなくても、どんよりと垂れ込めた灰色の雲のせいで、空が低く見えるほどだ。
まるで天井の低い部屋に押し込められてでもいるかのような圧迫感。
そのうえ、この寒さだ。道行く民は皆、口数も少なく、衣服の前を掻き合わせ、足早に通りを抜ける。
この時代にガラスの填まった窓というものはなく、あるとしても相当に権威ある教会のステンドグラスぐらいのものだ。木製の窓を閉めてしまえば室内は暗く、いよいよ気が滅入る。まるで冬眠の窟だ。
視界が狭められている気がする。鬱々とした冬の空気に瞼が下がる。イライラした。
カンッ、と硬いものを叩く音が聞こえた。
思わず歩みを止めて空を仰いでから、気のせいかとアンクは思い直した。
今いるここは、至高の王を戴く都の大通りである。人も馬も荷車も忙しく行き交うとはいえ、怪しげな金属音が響き渡ったとなれば、アンク以外にも足を止めた人間の数人くらいはいるだろう。しかし、訝しげな様子の者は見当たらない。どちらかといえば、アンク自身のほうが衆目を集めていた。
王都では、グリードやキメラのような異形が、通りを歩いているだけで悲鳴を上げられることはない。遠巻きに窺ってくる視線が鬱陶しい程度だ。
ただし、キメラや魔法生物は、必ず長い槍を持った兵士が周囲を取り囲んで輸送するものであるし、欲望の強い人間を探して出歩くことがあるとはいえ、陽も沈まぬうちからグリードが賑やかな町を通るのは比較的珍しい。

物がよく見えない季節だな、とアンクは思った。雨や雪が降っていなくても、どんよりと垂れ込めた灰色の雲のせいで、空が低く見えるほどだ。
まるで天井の低い部屋に押し込められてでもいるかのような圧迫感。
そのうえ、この寒さだ。道行く民は皆、口数も少なく、衣服の前を掻き合わせ、足早に通りを抜ける。グリードは感覚が鈍いので分厚い外套を所望したりはしないが、寒さを全く感じないわけではない。
与えられた館の最上階の角部屋、窓枠に腰掛けて見るともなしに外を見ていたアンクだったが、カザリが出かけていくのを見送ってすぐ窓を閉めた。
この時代にガラスの填まった窓というものはなく、あるとしても相当に権威ある教会のステンドグラスぐらいのものだ。木製の窓を閉めてしまえば室内は暗く、いよいよ気が滅入る。まるで冬眠の窟だ。
視界が狭められている気がする。鬱々とした冬の空気に瞼が下がる。イライラした。
バサリ、と翼を広げる。閉めたばかりの窓を再び開き、アンクは空高く舞い上がった。


[Twitter]
I'm at はなまるうどん 姫路山吹店 http://4sq.com/X1nRQO
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I just ousted 卓球 馬. as the mayor of コープ姫路田寺店 on @foursquare! http://4sq.com/d2OhdE
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2012.12.28.

Title: ○   Category: 日常









【グラウコス】
ザリ、と靴底が音を立てた。
それはカザリが意図したものではなかったが、たとえ物音に気づいていたとしても、少年は振り返りはしないだろうという確信があった。
薄暗い工房に、そこだけ赤々と炉が燃えている。金床を前に槌を振るう少年は、愚直なまでに敬虔な求道者に見えた。何度も何度も、千回でも万回でも、繰り返し槌を振り下ろす。深い井戸から砂金粒を汲み出そうとするかのようだった。井戸の底へ降りていってこの世の神秘を解き明かそうとするように真摯で、グリードに向かって信仰の何たるかを、神へのたゆまぬ愛を語ろうとするかのように絶望的だった。
カン。鉄を叩く音がする。
カン。炉の中で炎が踊る。
カン。汗みずくの背中のしなやかな筋肉が躍動する。この寒い季節に少年は上半身裸だ。
炉に火が入っている前で作業しているのだから当然暑いのだろう。槌を振るう少年の腕から汗が飛び散り、塩の結晶が見える気さえした。
カザリは凭れていた窓枠からゆるりと身を起こし、少年に近づいていく。
カン。薄暗い工房に、硬いものを叩く音が響き渡る。
カン。一切の情の混ざる余地のない、甲高い音。
カン。火花が散って、一瞬少年の靴の先が見えた。
炉の照り返しで真っ赤に染まった額には、玉の汗が浮き、真一文字に引き結ばれた唇は、乾いてガサガサだ。見開かれた両眼は、どんな微かな変化も見逃してなるものかという気迫にあふれて、実際、ほとんど呼吸もまばたきもしていないように見える。
度重なる断食で痩せ細って海老のように背の曲がった陰気な修道士より、よほど彼ら鍛冶人のほうが求道者らしい。
グラウコス。
声を出さずに、唇と舌の動きだけで少年の名を呼ぶ。いとしい響きだった。そう言って正しければ、カザリは少年を愛していた。ミンネジンガーのうたう恋ではない。強いて言葉にするならば、食べてしまいたい、だ。
お前の欲望は?
カザリはセルメダルを一枚取り出すと、右手に握り込んで少年の背後に立った。少年は気づきもせずに槌を振るっている。
炉に火が入っているときはいつもそうだ。まして今のように熱した鉄を叩いている最中では尚更。
もしも聞こえていたら、きっと鉄だと答えるのではないだろうか。カザリは勝手にそう思っていた。
それとも、グリードであるカザリには想像もつかない事情を有していて、少年は手の届かないものを望むのだろうか。それはそれで一興だ。
「さあ――」
お前の欲望を解放しろ。


[Twitter]
ひにゃさんが爆弾発言してる…
6:45 PM Dec 28th Janetterから
@ngrn
ずっと前からあなたのことが好きでした。よかったら付き合ってもらえませんか。を方言にして萌えるか検証
https://twitter.com/ngrn/status/284591907550658560
6:29 PM Dec 28th Keitai Webから
まえからあんたのことすきやったんや。……うーん怪しい。無理矢理感。
6:55 PM Dec 28th ShootingStarから
そもそもこんな表現ない気がしてきた…。
6:58 PM Dec 28th ShootingStarから
………そうか脂肪か………
7:40 PM Dec 28th ShootingStarから

2012.12.27.

Title: ○   Category: 日常









薄曇りの日は物が見づらいと感じる。晴れた日の陽が西に傾く刻限の見づらさとはまた違って、曇った日の真昼は厚い雲に阻まれて地上に届かないだけで、燃える太陽が確かに存在しているのだ。
「……紫外線が目に痛いとでも言いたいの? ドライアイと診断されたことは?」
現代であればこんなことを言われる。ほんの少し目を瞠った後、子供に言い聞かせるような調子でそう言った女は、こちらが苦笑するだけで答えないのを見て取ると、開いていたノートパソコンを閉じて、さっと立ち上がった。上着とバッグをさらうようにして腕に掛け、カーペットに座り込んだままの男を促す。
「眼科へ行きましょう。午後も開いているところを探すわ」
「いや、いい」
男はさらに苦笑するしかない。今は人間の姿を取っているとはいえ、男はただのメダルの塊だ。元人間のグリード。曇りの日は物が見づらいというのは所詮、肉の体があった頃の記憶をなぞっているにすぎない。

カンッ、と硬いものを叩く音が、工房に響き渡った。
音の正体を探すように首を巡らせるが、音源を見つけるより早く、二打目。何か言おうとするより早く、悠長な思考を遮るように、甲高い音が鳴らされる。
真っ赤に燃えた炉の照り返しを受けながら、金床を前に槌を振るうのは、まだ少年と言っても通りそうな若い男だ。白い肌に、淡い銀色のようにも見える薄緑色の双眸。金とも銀ともつかない薄い色の髪は、首の後ろで無造作に括られ、町の職人がよくするような手ぬぐいで頭頂部を包んでいる。
カン。槌が振り下ろされる。
カン。火花が散って、一瞬、男が履いている靴の先が見えた。
カン。炉で熱された鉄が叩かれて伸びる。男のすさまじい集中力は、ろくに呼吸もまばたきもしていないように見える。

カンッ、と硬いものを叩く音が、暗い工房に響き渡った。
金床を前に槌を振るうのは、まだ少年と言っても通りそうな若い男だ。
噴き出す汗を拭いもせず、渾身の力で槌を振り下ろす。そのたびに、甲高い音が打ち鳴らされる。
炉の照り返しで真っ赤に染まった額には玉の汗が浮き、真一文字に引き結ばれた唇は乾いてガサガサだ。見開かれた両眼は、どんな微かな変化も見逃してなるものかという気迫にあふれて、実際、ほとんど呼吸もまばたきもしていないように見える。
度重なる断食で痩せ細って海老のように背の曲がった陰気な修道士より、よほど彼ら鍛冶人のほうが求道者らしい。


[Twitter]
さむくておふとんからでられない
8:07 AM Dec 27th ShootingStarから
I'm at 丸亀製麺 飾西店 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/V5yLja
1:28 PM Dec 27th foursquareから
I'm at ダイソー ひめじ飾西店 (姫路市飾西, 兵庫県) http://4sq.com/V5LcMk
1:43 PM Dec 27th foursquareから
I'm at マックスバリュ 町田店 (Himeji, Hyogo Prefecture) http://4sq.com/V5D5it
1:57 PM Dec 27th foursquareから
I'm at おかだ歯科 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/VjrGhw
4:05 PM Dec 27th foursquareから

2012.12.25.

Title: 早く私を幸福にして   Category: 日常

タイトルはユリノキの花言葉。
何年ぶりかでブログテンプレートを変えてみようとしたんですが……やり方忘れてしまいましたね。(;´Д`A ```
基本中の基本のタグ(改行とか色指定とか)なら忘れることはないんですが、ブログにはブログ専用のタグなどもあるので(プラグイン関係)、一度忘れると大変です。
長々といじる時間はなかったため、プレビューで崩れていなさそうだったこれに適当に決めてしまいましたが、過去記事は大丈夫なのでしょうか。(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル



今回(ver3.07)からだと思うのですが、いつの間にかクエスト収集アイテムがアイコン付きでカウントされるようになっていますね。
その他、ポータルやミニマップ上のNPC表示が変わっていて、いつまで経っても商人扱いなんじゃないかと心配していたプパさんも通常NPC扱いに修正されてました。( *´艸`)クスクス
(※NPC「プパ」さんは昔はノーチラスの海賊で、HP回復のココナッツジュースを売る雑貨屋だった。
レジェンドアップデート(ver2.04)にてフロリナビーチへ左遷され、ココナッツジュース商人ではなく普通のNPCとなったが、ミニマップのアイコンはついこの間まで商人仕様だった。)



オッドアイのツーショット! ワ――゚.+:。ヾ(o・ω・)ノ゚.+:。――イ
ver2.03追加のオッドアイ(顔35♀(赤))のエヴァン昼子のほうが、ほんのわずかにツリ目ですね。
ルミナスの顔は、開始時に「強靭なオッドアイ」と「静かなオッドアイ」のどちらかを選択できますが、これは静かなオッドアイ♀(青)のほうです。
ツリ目好きのlupaとしては、強靭なオッドアイのほうを選びたかったのですが。
実際に選んでプレイしてみると、表情パターンが好みじゃなかったもので、キャラ削除して作り直しました。

ルミナスですが、内親王悦子(えつこ)。
「悦に入る」の「悦」です。今回も特に悩むことなく、カンナ式子と同じように第一印象で決めました。なので深い意味はありません。
それにしても意外ですね。まだ「えつこ」っていなかったんですか。
内親王シリーズは、この悦子でついに80人目となりましたが、Σ(゚□゚;)
「内親王●子という名前で、漢字一字と読みが絶対にかぶらないこと」という縛りの中で、そんなありがちな名前が未だにいなかったのか!と驚くことが割とあります。
ただ、思いつかないときは本当に思いつかないですがね。(゚m゚*)プッ
困ったことに、一人で複数の読み仮名を押さえているキャラがいますし。
何のことかと言いますと、読みかぶり禁止ルールなんですが、パッと思い出せる例としては、雪子、哉子、範子、星子あたりですかね。
「雪子」は、正式には「せつこ」と読むのですが、まだキャラが数人しかいなかった初期に、lupaはいちいち子を付けずに「あや」とか「もえ」とか一文字部分だけで呼んでいて、雪子を何となく「ゆき」と呼んでしまい、「せつこ」と「ゆきこ」は両方とも「雪子」の読みということになって、他へ使えなくなったわけです。
同様に、「哉子」は、正式には「かなこ」と読むのですが、こむちゃんが「やこ」だと勘違いして呼んだため、読みかぶり禁止ルールの中で、すでに「かなこ」と「やこ」は両方使えないことになっています。
範子が「はんこ」と「のりこ」、星子が「ほしこ」と「せいこ」、桐子が「きりこ」と「とうこ」、をそれぞれ押さえてます。
まあ、大体、うっかり読み間違いから発生します。
そうかと思えば、かなりきわどいところを譲り合っている名前もあるわけですしね。
倫子が「りんこ」で、智子が「さとこ」で、「ともこ」は朋子なところとか。

宅配ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ



いつもありがとうございます。





雨の中、決戦の合図を待っていた(?)ルミナスと、それに追いついたファントムさん。
ルミナスは、「遅いな。世界一の怪盗と名乗る奴も時間は盗めないのか。」と馬鹿にしますが、
ぴかぴか綺麗なお洋服のルミナスに対して、ファントムのほっぺは汚れています。
遅れた理由は、おそらくどこかで待ち伏せされていて、戦っていたのでしょう。
それを微塵も態度に出さず、言い訳もせず、いつも通りの調子でおしゃべりするファントムさん。
カッコイイ!!゚.+:。(〃ω〃)゚.+:。 キャァ♪
ルミナスが、ファントムがここに来るまでに足止めに遭っていたことに気づいていたかどうかは不明ですな。
何せ、気遣っている様子も労ってくれる気配も、全くセリフに出てこないので。
気づいていた上で、「襲撃に遭うぐらい想定の範囲内だろう。もっとさっさと片付けてこれないのか、軟弱な男め」と馬鹿にしていたのか、
全く気づいていなくて、「決戦当日に遅れてくるような男と何故この私が組まねばならんのだ。フリードの奴!」とギリギリしていたのか。
このシーンだけでは完全に不明。
そうそう、そういえば。
ファントムがアリア女王の死後、英雄(対暗黒の魔法使い連合)に入るシーンでも、確かフリードさんが窓口でしたが、どうやら英雄たちの中で作戦を考えたり指揮を執ったりするのは、ドラゴンマスターことフリードっぽいですね。



グワルとマグナス。ひどい。
グワルは妖精とか精霊っぽいですね。見た目からするに、木霊とかでしょうか。
夢のためと言っていましたが、「世界を木でいっぱいにしたい(他の生物はいらない)」系のお願いだったら困りますね。
それに対して、マグナスは新世界の神になるとか夢想しそうなタイプで怖いです。



最初に暗黒の魔法使いに盾突いたデーモンスレイヤーさんが忘れられてなくて歓喜!ヾ(≧∇≦)〃
フリードとメルセデスは仲良く気絶中。(-ω-*)



何故か知らないけど、ちゃんと封印の用意が整うまで待っていてくれるラスボス。
この後の戦闘シーンはかなりカッコ良かったので、ルミナスさん強かったんですねえ。
メルセデスは、このときのまま気絶続行して凍っちゃったんでしょうかね。
ということは、強がってたけどボロボロだったアランも、あの廊下で気絶したのかな。
フリードは生死不明だったはず。(おそらくフリエンに見守られて死んだ…かな。)
ファントムさんはどこでどうやって凍ったんだろう?
クリスタルガーデンごと封印の影響を受けたはずなので、なら今頃は、「クリスタルガーデンに一旦戻って態勢を立て直す!」とか言ってるのかな。
あるいは、「ご主人さま〜、援護に来ちゃいました〜、それー!!」な主砲でも備わってたんでしょうか、あの船。





ありきたりと言ってしまえばそれまでですが、イイですよね。片目の汚染。
封印が完成されようとするところで、暗黒の魔法使いが暴れだして封印を壊そうともがいたから、封印には綻びができてしまっていて、慌ててルミナスが押さえ込もうとしたら、ただでは転ばない暗黒の魔法使いが、その綻びから漏れ出した力をルミナスに注入したって感じでしょうか。
最初にこのムービーを見たときは、てっきりルミナスは暴れる暗黒の魔法使いを押さえ込もうとして、一緒くたに封印されてしまったのかと思いましたが、それにしては復活シーンが……。



ちょっと待て。ルミナスのオッドアイは左右どちらということになってるんだ??
あと、ラニアの麦わら帽子がエヴァンとおそろいなので、文化的にはここはヘネシスとリプレの間。



ツッコミどころしかない。数年間も何をしていたんだこの人は。
他の英雄たちはみんな目覚めと同時に活動を開始しているぞ! 時間にルーズな怪盗を除いて!(笑)



両目。おかしい。片目だったはず。




[Twitter]
I'm at コスモス 土山店 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/V9alom
8:31 PM Dec 25th foursquareから
……あいぽんってそうやって持つものなの?
8:56 PM Dec 25th ShootingStarから
トオリちゃんかわゆ
9:21 PM Dec 25th ShootingStarから

2012.12.24.

Title: ○   Category: 日常








[Twitter]
さむいようホワイトになんかならなくていい凍える
8:25 AM Dec 24th ShootingStarから
全くどうでもいいけどオカンが野良猫よけに庭に並べてるペットボトルの水が一番端っこのやつだけ減っていってるんだよね。最初は全部満タンだったはずなのに、ある日その一つだけ2/3くらいになって、またある日半分くらいになって、今朝は1/4くらいしか残ってない。まさか誰か飲んでる?
8:33 AM Dec 24th ShootingStarから
@homurahbot あ、手紙魔まみだ、懐かしい!
8:34 AM Dec 24th ShootingStarから

2012.12.23.

Title: ○   Category: 日常









「待っていてください。この人たちを外へ連れ出したら、すぐに戻ってきてあなたも助けます」
「別に戻ってこなくていいぞ。お前たちも俺なんかを助けたくはないだろう」
「助けます。必ず戻ってきますから……待っていてください」
(中略)
「戻ってこなくていいと言っただろう」
「見くびらないでください。私はプロのレスキューです。たとえあなたが嫌だと言っても、力ずくでも救助しますよ。それが私の仕事です」
「やれやれ。困ったものだ」
「誰が困るんです?」
「……俺が、かな」
「何も困ることなんてないですよ。あなたは今死にたいとは思っていないし、私はあなたを救助すると決めていますから」
「それが困るんだ」
「わかりません。……何です?嬉しいんですか?」
「そうだな。少し」
「自惚れてもいいんでしょうか」
「――何を?」
「私はあなたを好きです。惚れてます。あんな出会い方をしたからきっとまともには聞いてもらえないでしょうけど、私は一目惚れでした。愛しています。愛してるんです、あなたを」
「……馬鹿か。男だぞ」
「私はゲイです。同性しか愛せない」
「それにしたって――ああ、そうか、体目当てか」
「そう言われてしまうことは覚悟の上だと言いました。あなたの体含めて惚れてます。いいじゃないですか、体から始まったとしても。プラトニックから始めても、体の相性が良くなければ早晩、揉め事の種になりますよ。その心配がないんですから」
「自惚れるな」
「自惚れるだけの材料はこちらにあります。あなただって自覚があるはずです。あんなにも悦がっていたじゃありませんか」
「薬物の効果だ」
「そうでしたね。その言い訳がありました。それでもあなたは――いえ、その」
「初めてでもなかったくせに、と?」
「……女性との関係がある以上、ゲイではないのでしょうが、バイセクシャルか若気の至りか、いずれにせよあなたの体は経験があった。無体を強いたことにはならないはずです」
「差別発言だな。処女でない女はレイプしても罪にならないと言っているようなものだぞ」
「そんなつもりで言ったのではありません。私はゲイだと言ったでしょう、感じていたならレイプにならないなどと男性優位主義者の発言をするつもりはありませんよ。そうではなくて――あなた、わかっているでしょう」
「ああ、そうだな、俺が誘った。薬物が回ってまともな思考じゃなかったとはいえ――いや、まともじゃない本能剥き出しの状態だったからこそ、手近な穴にぶち込もうとするんじゃなく、ぶち込まれることをねだって俺が誘ったことに意味がある」
「悪くなかったと思いますが?」
「――では俺はバイなのかもしれないな。初めて男に抱かれたのは16のときだった。すでに女性相手に童貞は捨てていたし、それなりにセックスは数をこなしていたから、さほどにショックではなかったつもりだが。それでも未だに初めての男は忘れられない」
「これはこれは。思わぬところで恋敵出現ですか」
「馬鹿。言葉通りの意味だ。忘れていないというだけのこと。恋着はない」
「聞いてもいいですか。その男というのは――ダニエル議長?」
「――いいや」
「ということはクラウス・エッカルトのほうですか。失踪してずいぶんになるとか。強敵ですね」
「恋敵じゃない」
「では、私は恋のお相手候補に加えていただけるんですね」
「そうじゃない。争う相手などいないと言ったんだ。――俺もどうかしている」
「憎むべき強姦魔に惚れてしまったなんて?」
「……自信家すぎやしないか」
「気に障ったなら謝ります、すみません。でも嬉しいです。当分は片想いだろうと思っていましたから。いちから口説くつもりだったんです」
「それは惜しいことをしたな。さっきのは撤回するから、ゼロからの口説き文句とやらを並べてみてくれないか」
「……他ならぬあなたからのおねだりとなれば、ご期待に添えるよう頑張りたいと思いますが……いえ!やっぱり駄目ですよ。せっかく相愛なのに、それは無しで、冷たくあしらわれたり誘いを断られたりするのは耐えられません」
「なんだ。片想いでも努力するんじゃなかったのか」
「それは手に入らない場合ですよ。今あなたは手の届くところにいるのに!」
「言葉を惜しむな。口説いてくれるんだろう?」
「――ねえ、キスしていいですか」

2012.12.22.

Title: ○   Category: 日常









 この空は気が滅入る。どんよりと垂れ込めた雲は、さながら踏みつけられて泥に混じった雪の色だ。そのくせ、重く、暗く、のしかかる。まるで天井の低い部屋に閉じ込められてでもいるかのような圧迫感。視界が狭められている気がする。瞼が下がる。刈り取られたばかりの羊毛の束よりも厚みのある雲は、もう幾日も王都の空を覆い、見上げるばかりの民の心を憂鬱にする。
 あの雲の上では、地上で照っていようと降っていようと、何も変わらず、太陽が目眩い光を放っているのだという。この世界が生まれたときから、何一つ変わらぬ真理として。
 アンクだったら、とカザリは思う、アンクの翼であれば、そこまで行けるのだろうか。
 地上に存在するどんな鳥よりも巨大な翼は、美しく、力強く、空を駆ける。けれど、カザリは地上のどんな獣よりも速く駆けることができる。鳥の王たるあの赤いグリードに、己が劣っているとは欠片も思わない。
 狭い十字路を右に折れ、雨水の溜まった桶を避ける。
 ゆうにカザリの背丈の2倍はある石壁で区切られたこの区画には、陽も当たらず、建物同士の間隔も狭い。
 ろくに舗装された様子もない穴だらけの道には、やたらと鳥の羽が落ちていて、うっかり踏みつけた水溜まりは、一体何の汚水を捨てたものか、目の覚めるような緑色をしていた。そのうえ、鼻をつく硫黄臭と、不気味な金属音。五感の鈍いグリードならいざ知らず、ただの人間がよくもこんな場所に住んでいられるものだ。
 狭い路地に面した二階建ての建物は、心なしか斜めに傾いでいた。
 乾いて今にもひび割れそうな木のドアをノックすると、間もなく足音が近づいてきて、内側からドアが開いた。
 姿を見せたのは、まだ少年と言っても通りそうな、若い男だ。白い肌に、淡い銀色のようにも見える薄緑色の双眸。金とも銀ともつかない薄い色の髪は、首の後ろで無造作に括られ、町の職人がよくするように手ぬぐいで頭頂部を包んでいる。
 その露出した滑らかな額にクッと皺が刻まれたのは、ドアを開いた先に立っていたカザリが、己と全く同じ顔をしていたからだろう。
「やあ、ソマル」
 これ見よがしに頬を撫でながら、カザリが言う。
 グリードには擬態能力が備わっている。目の前の男の姿そっくりに化けることなど造作もない。
 無論、人間に造られた存在とはいえ、自分たちより能力も寿命も格段に劣る人間を蔑んでいるグリードたちのこと、普段はたとえセルメンを晒していたとしても、人間に擬態するなどまっぴらだと言わんばかりに真の姿で闊歩していたが、与えられた館や王の居城、あるいは屋外ならばまだしも、ごく一般的な人間の住まい、殊に貧しい造りの家では、人間に合わせたサイズでなければ不都合が生じる。完全態でなかろうがグリードの巨体では、こんなボロ家の床など、その気はなくとも踏み抜いてしまうのだ。
 カザリが初めてこの家を訪れた際に、玄関のわずかな段差に設けられた手摺りに何気なく凭れかかったら、腐っていたのか何なのか、激しい音を立てて木製の手摺りは砕け、手摺りを支える数本の棒は折れて、バランスを崩したままに倒れ込んだカザリは危うく、折れて尖った木材の串刺しになるところだった。
 グリードは痛覚も鈍いとはいえ、怪我をすれば痛みはそれなりにあるし、修復するにはセルメダルを消費する。
 そんなことがあって以来、カザリは人間の(貧乏そうな)家を訪なうときには、人間の姿に擬態することにしている。
「結構イイよね、君の顔」
 カザリは擬態した姿で頭の手ぬぐいを取り、首の後ろで結ばれていた革紐もほどいて、髪を下ろした。
 ゆるりと首を傾ける。ドアを開けたときの格好のままのソマルは堅物そうだが、同じ顔でもカザリがそうすると、色気めいたものを感じさせる。
 それなりに気に入っていることを素直に言葉にしてやったというのに、本来のこの顔の持ち主は、殊更に嫌そうな顔をした。鏡でもないのに同じ顔が目の前にあるというのは、気分が良くないものらしい。
「騎士様がお気に入りだったのでは」
「ああ、あれね、飽きちゃった」
 ソマルの言うとおり、ここ最近カザリが擬態するときに取っていた姿は、王城で見かけた騎士の一人で、美丈夫でならした人物だった。
 強くて容姿も悪くないとなれば女たちが放っておかないが、もとよりグリードに人間と同じ美醜のこだわりがあるわけではない。彼に(正確には彼が化けた騎士の姿に)恋い焦がれて、己が物にせんと欲望を募らせた貴婦人でもいれば、喜んでセルメダルを投入したかもしれないが、宮廷風恋愛はミンネの駆け引きを楽しむ面が強く、ヤミーを生ませようと思うほどの強い欲望ではなかった。
 呆れたように肩を竦めたソマルは、きびすを返して家の中へ戻っていった。ドアは開かれたままだったので、カザリは遠慮なく後に続く。
「いい加減に直しなよ」
 と言ったのは、いつかカザリが凭れて壊してしまった玄関の手摺りのことだ。砕けて路地に落ちた手摺りも、危険極まりない断面を見せている折れた棒も、そのままになっている。
「気になるなら貴方が直せばいいでしょう」
 どうやら口にも態度にも出しはしないものの、ソマルはカザリに責任を取らせたい程度には怒っているらしい。
 あるいは相当なものぐさか。
 実際、この家の家主も、出入りする弟子たちもまだ若く、足を患ってもいないし、玄関ドアの前の数段の段差に手摺りがどうしても必要というわけではない。ただ、あんなに尖った木材が露出していて、玄関を通る際には服の裾を引っかけたりはしないのか。
「ま、君が気にならないならいいけど」
 どうせ景観など気にするような場所ではない。
 一見してどこの町にもある貧民窟のようだが、この区画はそうではない証拠に、走り回る子供の姿がない。煮炊きをする温かな湯気もなければ、窓辺の洗濯物さえ見かけない。あるのは、風の音と、どこから聞こえてくるのかわからない鳥の羽ばたきと、鼻をつく悪臭。
 前を歩くソマルのように、確かに人間は住んでいるので、近づけば、それこそ衣擦れの音や生活の音はあるのだが。子供がいて、大人がいて、互いが支え合って暮らす集落とは決定的に違うのだ。
「師匠、グリードです」
「ひどいなあ。せめて僕だって伝えてよ」
 客として扱うつもりがないことを示すように、ソマルはさっさと突き当たりの部屋へ入っていった。そこが、この小さな家の中では最も広い部屋であり、家主の仕事部屋であることは、カザリもすでに知っている。
 奇跡的な間取りでわずかに陽光が射し込む窓の前に、何かの作業の途中らしい、そこだけ立派な作業台には羊皮紙が広げられ、木槌と鑿を手にした黒っぽいローブの人影が、真剣な顔で鉱石を砕いていた。
 椅子を使わず、作業台に胸まで乗り上げるようにして木槌を振るう体勢のせいで、ローブの尻が一層盛り上がって見える。女だ。横顔に化粧気はなく、髪は修道女のように引っ詰められている。
「カザリか。我に何の用だ」
 顔を上げもしない。ガツ、ゴツ、と石を砕く音が響く。
「別に。用がなきゃ来ちゃいけないの?」
 空々しいと思っているだろう。グリードが目的もなしに人間を訪ねるわけがない。
 女は尻を突き出した格好のままで手を止め、顔だけを横に向けてカザリを見た。青い闇のような不思議な色の眸が、じいっとカザリを見つめる。
 ピィ、と小鳥のような鳴き声が聞こえた。
「好きにするといい」
 やがて女の口から零れたのは、睦言のような囁きだった。
 王の口癖と似ている。好きにしたまえ、君の欲望だ、欲望なくして進化はない。
 力のままに大陸を平らげる王の欲望は途方もなく巨大で、以前ウヴァが零したように、王の欲望ならば間違いなく最強のヤミーが生まれるだろうとカザリも思う。そして、カザリが知る限り、王に次いで大きな欲望を持っているのが、この女だった。希代の錬金術師、ガラ。人呼んで、マグダラの女。
 ガツン、と一際大きな音が響いて、女の手元の鉱石が割れた。女はもうカザリを見てはいなかった。
「いいの?」
 先刻の一言ですでに許可を得られたことは理解していたが、わざとらしくカザリは聞き返した。
「我には興味がない、関心がない、しかし空腹は耐えがたい不平を我に漏らす」
 砕いた鉱石を目の高さに持ち上げて検分しながら、女錬金術師は囁く。
「好きにするといい」
 この女のこういうところがわからないと、カザリは思っている。
 小さく身を寄せ合って生きている町の人間たちとは違うが、王とも違う。王は、たとえ王にとっての障害になり得るものでも、他人の欲望を否定しはしない。いつか身内にクーデターを起こされたとしても、呵々大笑して「好きなことをしたまえ!欲望は素晴らしい!」と、あっさり招き入れてしまいそうだ。(もちろん聖人ではないので、新たな敵の誕生を祝った後で、返り討ちにするだろうが。)
 ガラも他人の欲望を認めているようなことを言うが、あくまで彼女自身の欲望の邪魔にならないものだけだ。
 王は良くも悪くも欲望に忠実だ。欲しいものは手に入れるし、邪魔なものは排除する。他人の欲望を認めているから、他人が同じことをしたとしても怒りはしない。同じ欲望を抱いて同じように進めば、強いほうが勝つ。それだけのシンプルなゲームだ。結局のところ、王は王であって神ではない。この一言に尽きる。
 ところが、ガラは神を目指すタイプのような気がするのだ。言ってみれば、不老不死の妙薬を求めるような。
 それとも、そんな錬金術師だからこそ、グリードという欲望の化け物をこの世に生み出せたのだろうか。

 カン。カン。カン。
 噴き出す汗を拭おうともせず、真っ赤に燃える炉の炎の照り返しを受けた横顔は、眉間に寄せた皺といい、食い縛った歯といい、ともすれば叫び出しそうな、耐えがたい何かを堪えようとしているかのようだった。
 が、爛々と燃える二つの眼がそれを裏切っていた。カッと大きく見開かれた両の眼は、己の前で起こるどんな些細な変化も見逃してなどやるものかという気迫に満ちて、瞬間のまばたきでさえ惜しい様子だった。
 尋常でない様子の男が、尋常でない集中力でもって、槌を振るう。
 カン。カン。カン。
 炉の中で炎が踊る。白い肌が真っ赤に染まる。振り下ろした槌から火花が飛んで、熱い鉄が鍛えられていく。

「あ、鳥」
 ここで飼ってたの、と訊けば、愛玩用ではありません、と返される。
「実験では有毒なガスが発生することもありますが、ガスがどれも匂いで気づけるとは限りませんからね。こうして鳥や小動物を用意しておいて、死んだら要注意というわけです」
 にやりと片頬を歪めて笑ったソマルを見て、やっと自分の気に入っている表情が見られたとカザリは満足する。
 ここは錬金術師たちの住まう区画だ。今や大陸一の大国となった我が国の王をパトロンにしているお抱え錬金術師にしては質素に過ぎる住まいだが、今も男が言ったように、彼らが行う種々の実験には危険も伴う。何も知らない民間人を大量虐殺されては面倒だし、町中で爆発など起こされても困る。そこで町外れに隔離する形で錬金術師たちを住まわせ、その区画でなら好きにしていいと許可を出しているのだ。
 彼らは好き好んでこの区画に引きこもっている。必要なものは申請すればいくらでも用意してもらえるし、広いとはいえないかもしれないが、実験でも何でもしたい放題である。
 錬金術師とは、物語に登場するような痩せ細って海老のように背中の曲がった陰気な老人ではない。自分のやりたいこと知りたいことのために、自身を含む一切を賭けられる血気盛んで怖いもの知らずな連中のことである。

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「いいの?」
 先刻の一言ですでに許可を得られたことは理解していたが、わざとらしくカザリは聞き返した。
「爪のある獣の王よ、生き物の屠殺される声を聞いたことがあるか。我には興味がない、関心がない、しかし空腹は耐えがたい叫びでもって我に食事を要求する」
 砕いた鉱石を目の高さに持ち上げて検分しながら、錬金術師は囁く。
「好きにするといい」
 この女のこういうところがわからないと、カザリは思っている。あの王に匹敵するほどの巨大な欲望を抱えているくせに、一方で存在が希薄なのだ。
 小さく身を寄せ合って生きている町の人間たちとは違うが、王とも違う。王は、たとえ王にとっての障害になり得るものでも、他人の欲望を否定しはしない。ガラも他人の欲望を認めているようなことを言うが、あくまで彼女自身の欲望の邪魔にならないものだけだ。
 生き物の身勝手さを自覚しているような物言いは、王にもあるが、王は誰よりも欲望に忠実で、貪欲に力を求める。その一方で、欲望同士がぶつかり合ったとき、欲望が、力が、強いほうが勝つのが自然の摂理だと考えている節があり、いつか身内にクーデターを起こされたとしても、呵々大笑して「好きなことをしたまえ!欲望は素晴らしい!」と、あっさり招き入れてしまいそうなのだ。もちろん返り討ちにするだろうが。
 王は良くも悪くも欲望に忠実だ。欲しいものは手に入れるし、邪魔なものは排除する。必要ならば小狡い作戦も立てるし、必要なければ力で薙ぎ払う。他人の欲望を認めているから、他人が同じことをしたとしても怒りはしない。同じ欲望を抱いて同じように進めば、強いほうが勝つ。それだけのシンプルなゲームだ。結局のところ、王は王であって神ではない。この一言に尽きる。
 ところが、ガラは神を目指すタイプのような気がするのだ。言ってみれば、不老不死の妙薬を求めるような。
 なりたければなってみればいいのだ、死なない体だからといって良いものではない。メダルが少なくなれば維持できなくなる、この体。寿命や病気に怯えることはなくても、欲望の奴隷であることに変わりはない。耐えがたい渇きが癒されることはなく、大量のメダルを得て一瞬満たされた気がしても、また渇く。町の人間どものように小さな幸せで満足しているふりさえ、できはしないのだ、グリードは。


[Twitter]
ホットタイム14:25〜14:35という話だったけど、14:30ジャストだけだったのは私だけか。
2:46 PM Dec 22nd SOICHAから
つうてもうちの親父みたいに自分の体重が39kgだったりすると、俺より重い女はちょっとって言いたくなるのもわかるしな…。オカンほんと結婚当時の体重どのくらいだったんだろ。
2:50 PM Dec 22nd ShootingStarから
あのノートは磁石留めなのでカバンに入れるには怖い…。
4:45 PM Dec 22nd ShootingStarから

2012.12.21.

Title: ○   Category: 日常









鳥の羽ばたきが聞こえた。
思わず目を上げて周囲の気配を探るも、視界に入るのは重く雲が垂れ込めた空と、それに負けず劣らず薄汚れた色の民家の屋根だけだった。
この空は気が滅入る。踏みつけられて泥と混じりべちゃべちゃに解けた雪の色だ。

この空は気が滅入る。踏みつけられて泥と混じった雪の色だ。

カン。カン。カン。
鉄を叩く音がする。鋼を鍛える音がする。
カッと音がしそうなほど、目の前で起こる事象のほんのわずかな変化でさえも見逃してやるものかとばかりに見開かれた、薄緑色の双眸。真一文字に結ばれた口元と、汗が滴る顎先。

この空は気が滅入る。グリードたちに与えられた館の最上階の角部屋、張り出し窓に腰掛けて見るともなしに外を見ていたアンクだったが、カザリが出かけていくのを見送ってすぐ窓を閉めた。
この時代にガラスの填まった窓というものはなく、あるとしても相当に権威ある教会のステンドグラスぐらいのものだ。木製の窓を閉めてしまえば室内は薄暗く、いよいよ気が滅入る。
冬の曇り空は、雨や雪が降っていなくてもどんよりと垂れ込めた灰色の雲のせいで、空が低く見えるほどだ。そのうえこの国は寒かった。
グリードは感覚が鈍いのでそうでもないが、民は皆、早足で通りを抜け、暖かい家へ入ろうとする。壁は厚く、窓はあっても開かれることはなく、総じて家の中は暗かった。まるで冬眠の穴ぐらだ。
物がよく見えない季節だな、とカザリは思った。重く垂れ込めた冬の雲が、まるで天井の低い部屋にでもいるような圧迫感を醸し出している。
視界が狭められている気がする。鬱々とした冬の空気に瞼が下がる。イライラした。
バサ、と鳥の羽ばたく音がした。
反射的にそちらを振り仰いで周囲の気配を探ってしまってから――あり得ないとカザリは自嘲した。
アンクは雨が嫌いだ。天気の悪い日は機嫌が悪い。湿気で羽根が重くなり、自由に飛べなくなるらしい(実際に湿度の高い日にアンクの行動が制限されるのか否かは、カザリといえども検証したことはなかった)。
かくいうカザリも猫科の王である以上、雨の日は苦手にしている。どういうわけだが眠たくなるのだ。


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眩光と漆黒の魔操者
9:19 PM Dec 21st ShootingStarから
の名前、を考えてる。
9:19 PM Dec 21st ShootingStarから

2012.12.20.

Title: ○   Category: 日常








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ね む
11:32 AM Dec 20th ShootingStarから
I just ousted @bluethunderv3 as the mayor of スシロー 姫路北条店 on @foursquare! http://4sq.com/l5A0cI
1:06 PM Dec 20th foursquareから
I just unlocked the "Super Mayor" badge on @foursquare for holding down ten mayorships at once! http://4sq.com/TAXmwK
1:06 PM Dec 20th foursquareから
I'm at スシロー 姫路北条店 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/TAXnAP
1:06 PM Dec 20th foursquareから
I'm at マックスバリュ 北条店 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/Ynk0xz
1:54 PM Dec 20th foursquareから
40分以上パッチ中のままで、公式はいつの間にかメンテ延長になってるわけだが、これは
3:48 PM Dec 20th TweetDeckから

2012.12.19.

Title: 繊細、デリケートな感受性   Category: 日常

タイトルはオジギソウの花言葉。

宅配ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ



いつもありがとうございます。



現在の在庫状況。
ドラゴン1174個、グリフォン1474個、計2648個。……目標まで残り3352個。




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I'm at おかだ歯科 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/UQhLNY
5:22 PM Dec 19th foursquareから
I'm at ローソン 姫路田寺東二丁目店 (姫路市, 兵庫県) http://4sq.com/VQyqA2
5:53 PM Dec 19th foursquareから
原作がホモっぽい友情?な作品がどうにも多いのでしゃあない…。
8:16 PM Dec 19th ShootingStarから
映司は無職と思うなー。お金がなくなったら日雇いとかする感じ。真ちゃんは見習いでバイト身分だったはず。
8:19 PM Dec 19th ShootingStarから
龍騎見たくなってきた。
8:21 PM Dec 19th ShootingStarから

2012.12.18.

Title: ○   Category: 日常








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BL世界に転生したkonokusaさんはいつも自分のために生きている感じがたまらない理系の襲い受け幽霊少年です。 #危険な香りのする何か http://shindanmaker.com/152288
10:45 PM Dec 18th TweetDeckから
@shuumai
真ちゃんwwwwジャンボフランクwwww
11:00 PM Dec 18th せいろから
@shuumai それ見て真司君かと思った辺り……。
11:02 PM Dec 18th ShootingStarから

2012.12.17.

Title: ○   Category: 日常








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布団!!!LOVE!!!最高!!!!!!!!!最強!!!!!!!!!!!!!!布団は救済!!救済!!!!布団LOVE!!!!!!! #huton_is_world http://shindanmaker.com/301346
11:00 PM Dec 17th TweetDeckから
@papiko_bot
@konokusa ももももちつけ
11:00 PM Dec 17th twittbot.netから

2012.12.16.

Title: ○   Category: 日常








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I'm at マリアージュ http://4sq.com/UJzc2R
6:11 PM Dec 16th foursquareから
【ツイッター総選挙速報】 konokusa 5票《落選》 (解説)支持基盤であるエリート層を固められず、レジェンド層やインテリ層からの支持も伸び悩み苦戦しました。惨敗です。 http://shindanmaker.com/301149
9:04 PM Dec 16th ShootingStarから
あーこれさっき見てて爆笑したやつ
10:24 PM Dec 16th ShootingStarから

2012.12.15.

Title: ○   Category: 日常









 鳥の羽ばたきが聞こえた。
 その音に思わず目を上げて周囲の気配を探ってしまってから、カザリは自嘲して肩を竦めた。グリード態のカザリに口唇があればきっと皮肉げに歪んでいただろう。
 こんなにも軽い音ではない。アンクの羽ばたきはもっとずっと大きくて重い音がするし、地上に存在するどんな鳥よりも巨大な翼は美しく力強い。
 鳥の王たるあの赤いグリードに己が劣っているなどとは欠片も思わないカザリであったが、地上のどんな獣よりも速く駆けることのできるカザリに対して、アンクは空を駆ける。誰にも邪魔されることのない領域。それに加えて、グリードらしからぬ甘さがあるとはいえ、アンクの観察眼と判断力は馬鹿にできない。
 カザリが何か後ろ暗い計画を企てるとき、つい上を気にしてしまうのは、アンクを警戒しているせいに違いなかった。
 狭い十字路を右に折れ、雨水の溜まった桶を避ける。
 カザリの背丈のゆうに2倍はある石壁で区切られたこの区画には、陽も当たらず、建物同士の間隔は狭い。鼻をつく硫黄臭と、不気味な金属音。どこかで飼われているものか、やたらと鳥の羽が落ちている。ろくに整備された様子もない穴だらけの道には、目の覚めるような緑色の水溜まりができていて、この世の光景とも思えない。
 五感の鈍いグリードならいざ知らず、ただの人間風情がよくもこんな場所に住んでいられるものだ。
 狭い路地に面した二階建ての建物は、心なしか斜めに傾いでいた。
 乾いて今にもひび割れそうな木のドアをノックする。ややあって足音が近づき、内側からドアが開かれた。
 姿を見せたのは若い男だ。白い肌に、淡い銀色のようにも見える薄い緑色の双眸。金とも銀ともつかない淡い色の髪は無造作に革紐で括られ、町の職人がよくするように手ぬぐいで頭頂部を包んでいる。
 その露出したなめらかな額にクッと皺が刻まれたのは、ドアを開けた先に立っていたカザリが、己と全く同じ顔をしていたからだろう。
「やあ、ソマル」
 これ見よがしに頬を撫でながら、カザリが言う。
 グリードには擬態能力が備わっている。目の前にいる男の姿そっくりに化けることなど造作もない。
 無論、人間に造られたとはいえ、自分たちより能力も寿命も格段に劣る人間を蔑んでいるグリードたちのこと、普段はたとえセルメンを晒していたとしても、人間に擬態するなどまっぴらとばかりに真の姿で闊歩してはいたが、与えられた館や王城、あるいは屋外ならばまだしも、ごく一般的な人間の住まい、殊に貧しい造りの家では、人間に合わせたサイズでなければ不都合が生じる。完全態でなかろうがグリードの巨体では、こんなボロ家の床などその気はなくとも踏み抜いてしまうのだ。
 カザリが初めてこの家を訪れた際に、玄関のわずかな段差に設けられた手摺りに何気なく凭れかかったら、腐っていたのか何なのか、激しい音を立てて木製の手摺りは砕け、それを支える数本の棒は折れて、バランスを崩したままに倒れ込んだカザリは危うく折れて尖った木材の串刺しになるところだった。
 グリードは痛覚も鈍いとはいえ、怪我をすれば痛みはそれなりにあるし、修復するにはセルメダルを消費する。
 そんなことがあって以来、カザリは人間の(貧乏そうな)家を訪なうときには、人間の姿に擬態することにしている。
「結構イイよね、君の顔」
 カザリは擬態した姿で頭の手ぬぐいを取り、首の後ろで結ばれていた革紐もほどいて、髪を下ろした。ゆるりと首を傾ける。ドアを開けたときの格好のままのソマルは堅物そうだが、同じ顔でもカザリがそうすると、何やら色気めいたものを感じさせる。
 それなりに気に入っていることを正直に言葉にしてやったというのに、本来のこの顔の持ち主は殊更に嫌そうな顔をした。鏡でもないのに同じ顔が目の前にあるというのは、気分が良くないものらしい。
「騎士様がお気に入りだったのでは」
「ああ、あれね。飽きちゃった」
 彼の言うとおり、ここ最近カザリが擬態するときに取っていた姿は、王の城で見かけた騎士の一人で、美丈夫でならした人物だった。
 強くて容姿も悪くないとなれば女たちが放っておかないが、もとよりグリードに人間と同じ美醜のこだわりがあるわけではない。彼に(正確にはその騎士の姿に)恋い焦がれて己が物にせんと欲望を募らせた婦人でもいれば、喜んでセルメダルを投入したかもしれないが、宮廷風恋愛はミンネの駆け引きを楽しむ面が強く、ヤミーを生ませようと思うほどの強い欲望ではなかった。
 呆れたように肩を竦めたソマルは、きびすを返して家の中へ戻っていった。ドアは開かれたままだったので、カザリは遠慮なく後に続く。
「いい加減に直しなよ」
 と言ったのは、自分が凭れて壊してしまった玄関の手摺りのことだ。砕けて路地に落ちた手摺りも、危険極まりない断面を見せている折れた棒も、そのままになっている。
「気になるなら貴方が直せばいいでしょう」
 どうやら口にも態度にも出しはしないものの、家主はカザリに責任を取らせたい程度には怒っているらしい。
 あるいは相当なものぐさか。
 実際、ソマルはまだ若く、足も患ってはいないし、玄関ドアの前の数段の段差に手摺りがどうしても必要というわけではない。ただ、あんなに尖った木材が露出していて、玄関を通る際には服の裾をひっかけたりはしないのか。
「ま、君が気にならないならいいけど」
 どうせ景観など気にするような場所ではない。
 一見してどこの町にもある貧民窟のようだが、この区画はそうではない証拠に、走り回る子供の姿がない。話し声が聞こえない。煮炊きする温かな湯気もなければ、食事時の匂いもしない。あるのは風の音と、どこから聞こえてくるのかわからない鳥の羽ばたきと、鼻をつく悪臭。
 前を歩くソマルのように、確かに人間は住んでいるので、近づけばそれこそ衣擦れの音や生活の音はあるのだが。子供がいて親がいて助け合って暮らす集落とは決定的に違うのだ。
「それで。何の用ですか」
 客として扱うつもりがないことを示すように、ソマルはさっさと突き当たりの部屋へ入っていった。そこが、この小さな家の中で一番広い部屋であり、家主の仕事部屋であることは、カザリもすでに知っている。何か作業の途中だったらしい、そこだけ立派な作業台には羊皮紙が広げられ、大きなザルの中に赤みがかった石の塊がごろごろと入っていた。
「別に。用がなきゃ来ちゃいけないの?」
 空々しいと思っているだろう。グリードが目的もなしに人間を訪ねてくるわけがない。
 ピィ、と小鳥のような鳴き声が聞こえた。
「あ、鳥」
 ここで飼ってたの、と訊けば、愛玩用ではありません、と返される。
「実験では有毒なガスが発生することもありますが、ガスがどれも臭いとは限りませんからね。こうして鳥や小動物を用意しておいて、死んだら要注意というわけです」
 にやりと片頬を歪めて笑ったソマルを見て、やっと自分の気に入っている表情が見られたとカザリは満足する。
 ここは錬金術師たちの住まう区画だ。今や大陸一の大国となった我が国の王をパトロンにしているお抱え錬金術師にしては質素に過ぎる住まいだが、今も男が言ったように、彼らが行う種々の実験には危険も伴う。何も知らない民間人を大量虐殺されては面倒だし、町中で爆発など起こされても困る。そこで町外れに隔離する形で錬金術師たちを住まわせ、その区画でなら好きにしていいと許可を出しているのだ。彼らは好き好んでこの区画に引きこもっている。必要なものは申請すればいくらでも用意してもらえるし、広いとはいえないかもしれないが、実験でも何でもしたい放題なのである。
 錬金術師とは、物語に登場するような痩せ細って海老のように背中の曲がった陰気な老人ではない。自分のやりたいこと知りたいことのために、自身を含む一切を賭けられる血気盛んで怖いもの知らずな連中である。
「ガラ様の弱みでも探っているのなら、無駄ですよ。私は何も知りません」
 ソマルの生まれは刀剣鍛冶の職人の家だった。鉄に魅せられて、鍛冶人ではなく、より純度の高い鉄に出会うべく錬金術師の領域に足を突っ込もうとして、ガラの弟子になったらしい。


[Twitter]
凍えるほど手の冷たい女だった。「手が冷たい人はお寿司屋さんに向いているけど、手の暖かい人はパン屋さんに向いているわね」
2:30 PM Dec 15th TweetDeckから

2012.12.14.

Title: ○   Category: 日常









凍えるほど手の冷たい女だった。
手が冷たい人はお寿司屋さんに向いているけど、手の暖かい人はお医者さんに向いているわね。

ミンネザング(恋愛詩)
ミンネジンガー(恋愛歌人)
ただ戦うだけでは野蛮人と変わらない。騎士は高貴なるご婦人がたに奉仕しなくてはならない。
ミンネの不興を被ればそなたは名誉を失い、いつまでも恥ずかしい思いをしなくてはならぬ。この教えをいつまでも心に銘記するがよい。
騎士とは礼儀正しく貴婦人に奉仕のできる男でなくてはならない、という理想像。いくら強くて容姿端麗であっても、ミンネを知らぬ男は不完全とされた。
婦人奉仕の精神について

しかしウィーン宮廷と言うとき、われわれは華麗な宮廷生活を思い描いてはならない。ここにいう宮廷は、むしろ館と呼んだほうがより正確であろう。なぜなら、当時ウィーンはヨーロッパでも屈指の都市として発展しつつあり、当然のことながら為政者もこの町に相応しい居城を建設することを心懸けてきたが、それでもその規模となると、すでに言及したように、全体で、臣下の数は20名から30名、多く見積もっても50名に満たなかった。したがって、宮廷歌人もそれほど多くはなかったと考えられる。(P146より抜粋。)
『オーストリア中世歌謡の伝統と革新 ヴァルター・フォン・デァ・フォーゲルヴァイデを中心に』
(松村國隆。水声社。1995年。4635円。299ページ。)
有名なミンネジンガーの歌と生涯と世界。松村國隆『オーストリア中世歌謡の伝統と革新』

ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(Walther von der Vogelweide, 1170年頃 - 1230年頃)は、中高ドイツ語叙情詩の詩人。
「フォーゲルヴァイデ」(鳥の放牧を意味する。ラテン語でaviarium。鳥を捕まえておくところ)
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ by wikipedia

アンク(Ankh)
ヒンドゥー語で「鷹の目」

女神は、アテーナイのアクロポリスにパルテノーン(処女宮、Parthenon)の神殿を持ち、梟を自己の聖なる動物として持っていた。ホメーロスは女神を、グラウコーピス・アテーネー(glaukopis Athene)と呼ぶが、この定型修飾称号の「グラウコーピス」は、「輝く瞳を持った者」「灰色・青い瞳を持った者」というのが本来の意味と考えられるが、これを、梟(グラウクス)と関連付け、「梟の貌を持った者」というような解釈も行われていた。女神はまた、知恵を表す蛇や、平和の印としてオリーブをその象徴としていた。
アテーナー by wikipedia

グラウコス(Glaukos, 希:Γλαῦκος)は、ギリシア神話の神、あるいは人物である。
グラウコスとは「青緑色の男」、「灰色の男」などの意である。
グラウコス by wikipedia

錬金術とは、一般の物質を「完全な」物質に変化・精錬しようとする技術のことである。

有益であるならば、カソリックでもムスリムでもユダヤ人でも、人間でなくても構わなかった王の臣下が、いつの間に白人至上主義者になったのやら。

ネオテニー
性的に成熟し、子孫を残せる個体であるのに、幼児の特性を持つ。

今では大陸で最も巨大な国土を有する一大大国。
至高の王を戴く王都でさえ、大通りを北へ抜ければ、ゴミ溜めのようなスラムが顔を覗かせる。

相変わらず気味の悪いところだ。
陽も当たらず、建物同士の間隔も狭く、そのうえろくな舗装もされていない穴だらけの道には、どす黒い水溜まりがいくつもある。
狭い路地に面した壁に取り付けられた木窓はひび割れていて、二階建ての建物は心なしか斜めに歪んでいる。
石壁の脇に設けられた扉をくぐるなり鼻をつく悪臭に、いかな五感の鈍いグリードといえど思わず顔を歪めてしまう。

どこから聞こえてくるのかわからない鳥の羽ばたく音。
鼻をつく悪臭。
五感の鈍いグリードならばいざ知らず、よくもただの人間がこんなところに住んでいられるものだ。
陽も当たらず、ろくな整備もされていないらしい穴だらけの狭い道には、目の覚めるような緑色の水溜まりができていて、とてもこの世の光景ではない。

カン。カン。カン。
噴き出す汗を拭おうともせず、真っ赤に燃える炉の炎の照り返しを受けた横顔は、眉間に寄せた皺といい食い縛った歯といい、ともすれば叫び出しそうな、耐えがたい何かを堪えようとしているかのようだった。
が、爛々と燃える二つの眼がそれを裏切っていた。カッと大きく見開かれた両の眼は、己の前で起こるどんな些細な変化も見逃してなどやるものかという気迫に満ちて、瞬間のまばたきでさえ惜しい様子だった。
尋常でない様子の男が、尋常でない集中力でもって、槌を振り下ろす。
カン。カン。カン。
天上天下それより硬いものはなく、この世で最も純粋で冷たいもの。鉄に魅入られた男がそこにいた。

相変わらず気味の悪いところだ。
至高の王を戴く王都でさえ、大通りを北へ抜けて暫し、ゴミ溜めのようなスラムが顔を覗かせる。
そびえ立つ石壁は、その区画に住む者たちへの拒絶だ。
決して大きくはない荷車一つ通るのがやっとといった扉に錠は設けられていなかったが、好んでその区画へ立ち入ろうとする者はいない。
町に住む大人たちは、子供がその扉に興味を抱く年頃になると、決まって言った。
あの扉の向こうへ行ってはいけないよ。
どうして?と返されると、大人たちは困って、口々に勝手なことを言った。
あの扉の向こうには子供を食べてしまう怖い獣がいるんだよ、おそろしい魔法を使う悪い魔法使いが住んでいるんだよ、悪魔が、邪鬼が、亡霊が、子供を連れていこうと待ち構えているんだよ。いい子だね、怖い目に遭いたくなかったら、あの扉の向こう側へ行ってはいけないよ。
言い得て妙だ。真実ではないが、怖いめには遭うだろう。
爪のある獣の王は口笛を吹きながら頭の後ろに手を回す。今はくすんだ色の体をどんよりと曇った空の下に晒してはいるが、全き姿の彼はふさふさとしたたてがみの、太陽に映える金色の姿をしているはずだった。王に(あのオーズに)コアメダルを5枚も抜かれた影響だ。4枚しかない今は完全態には程遠い。
石壁の脇に設えられた扉をくぐるなり、鳥の羽ばたきが聞こえた。
同じグリードでありながら、いやグリード同士であるからこそ決して相容れることのない、赤き鳥の王の力強い羽ばたきとは比べものにならないその音に、カザリは鼻を鳴らす。ちっぽけな羽ばたきだ。脆弱な生き物だ。
狭い路地にはやたらと鳥の羽が落ちていた。
建物同士の間隔も狭く、木窓はひび割れて、二階や三階建ての建物は斜めに歪んでいるようにさえ見える。
日当たりも悪く(あの石壁に陽が遮られるせいだ)、ろくな舗装もされていない穴だらけの道には、目の覚めるような緑色の水溜まりができていて、とてもこの世の光景ではない。
狭い十字路を右に折れ、周辺の建物よりはいくらかしっかりした造りになっているように見える二階建ての木造の建物に突き当たる。
乾いてひび割れたドアをノックすると、間もなく軽い足音が近づいてきて、内側からドアが開いた。
姿を見せたのは若い男だ。白い肌に、淡い銀色にも見える薄い緑色の双眸。銀とも金ともつかない淡い色の髪は、無造作に革紐で括られ、職人らしい頭頂部を包む手ぬぐいの下だ。
その露出したなめらかな額にクッと皺が刻まれたのは、ドアを開けた先に立っていたカザリが、己と全く同じ顔をしていたからだろう。
「結構イイよね、君の顔」
これ見よがしに頬を撫で回しながらカザリが笑う。
グリードの持つ擬態能力は自由自在だ。目の前にいる男の姿そっくりに化けることなど造作もない。
もちろん、自分たちより能力でも寿命でも格段に劣る人間など放牧された家畜程度にしか思っていないグリードのことだ、たとえセルメンを晒していようとも、人間に擬態するなどまっぴらだとばかりに普段はグリード態のままで過ごしていたが、与えられた館や王城、あるいは屋外ならまだしも、ごく一般的な人間の住まい、殊に貧乏な造りの家では、人間に合わせたサイズでなくては不都合が発生する。完全態でなかろうがグリードの巨体では、こんなボロ家の床など、その気がなくても踏み抜いてしまう。
初めてカザリがこの家を訪れた際に、玄関の数段の階段に設けられた手すりに何気なくもたれかかったところ、激しい音を立てて手すりは砕け、手すりを支える等間隔のポールは折れて、バランスを崩して倒れ込んだカザリは、危うく折れて尖った木材の串刺しになるところだった。
グリードは痛覚も鈍いとはいえ、怪我をすればそれなりに痛みはあるのである。まして修復にはセルメダルを消費する。
それ以来、人間の(貧乏そうな)家に邪魔するときには、人間に擬態することにしているカザリだった。
「騎士様がお気に入りだったのでは」
「ああ、あれね、飽きちゃった」
だってさ、あの姿でいると人間の女が話しかけてくるんだ。
彼の言うとおり、カザリがここ最近人間に擬態するときに取っていた姿は、王の居城で見かけた騎士の一人で、美丈夫でならした人物だった。
騎士とは礼儀正しく、貴婦人に奉仕できる男でなくてはならない。前世紀からの流行の騎士道物語が今でも理想像として語られるのは、少なからず憧れを抱く者がいるということであろう。
あの宮廷風の騎士の姿のままでいれば、真実はどうあれ、グリードとは洒落も解する非常に知能も高い高等な生命体だと知らしめることができただろうに。
「期待されても、ねえ?」
確かに、グリードに宮廷風の恋愛のやりとりを楽しめと言うのは無理だろう。彼に(正確には彼が擬態する騎士の姿に)恋い焦がれて、己がものにせんと欲望を募らせた女でもいれば、喜んでヤミーの親にしたかもしれないが。グリードの中では最も知能が高く、人間のような軽妙な会話もできるカザリでも、それらはすぐに飽きた。

2012.12.13.

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2012.12.11.

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2012.12.09.

Title: 謙虚、先見の明、愛よ甦れ   Category: 日常

タイトルは石蕗(ツワブキ)の花言葉。
別段、ツワブキの花が好きだとかそういうことではないんですがね。確か小さい黄色い花だったと思いますが。あまり黄色の花は好きではないです。
石蕗という言葉が好きなんですよね。語呂というのか語感というのか。
同じようなことで、蝋梅(ロウバイ)も花はあまり好きではないですが、名前が好きです。美しい。

宅配ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ



いつもありがとうございます。




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2012.12.08.

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ふむ。 http://t.co/zumO5LN
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品のいいチンピラみたいでかわいい
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2012.12.06.

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2012.12.05.

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はあ…やっとダブルとオーズ読み終わった…。感想は…うん…脚本家さんに小説書かせんな。
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2012.12.04.

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2012.12.01.

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